酒田駅前、日新開発ビルの3Fです
以前は東急インといっていたところ
小さい頃から何度も利用してますが、駅周辺の再開発に伴い
お店も移転すると聞き、なくなる前になるべく多く行っておこうと思いました
メニューはコース主体ですが、お手頃価格のものが多く、
通常はシェフおすすめの特選ディナーでも6,000円程です
今回はこれ、秋の特別西洋懐石 毎年ある催しですが利用するのは初めて
こちらは前もってチケットを購入する形になっています
なんとチケットが売り切れ、伝票に走り書きしたものを渡されました
かなり人気のようでした
クラシックな店内です
さまざまな想い出が蘇り、ひとことでは言い表せません
カンパーイ!
では料理のご紹介
一品目はイチジクのコンポート 生ハム添え
コンポートってのは、果実の砂糖煮
中にイチジクが入っている〜
前菜の盛り合わせ
秋鮭のフュメのコンフィ と 才巻海老と庄内柿のカクテル サラダ添え
ちなみに才巻海老ってのは車海老のうち、小さいものをいう
車海老の縞模様が、武士の腰刀の鞘(さや)刻み目の部分に似ていることから、
車海老を鞘巻きと言っていたことに由来するそう
フュメのコンフィってのは・・・
フュメ ← ってなんて読むんだよ タイプできません
フュメは燻製、コンフィってのはサラダオイルなど油脂のなかで低温加熱する調理法 ふう〜
紫に見えるのは もって菊 といって山形の食用菊です
とれたて鮮魚の 洋風お刺身 この日はヒラメとからとり芋でした
からとり芋ってのは、山形県庄内地方に伝わる里芋ですか
ズワイガニのクレープ風包み焼 ズワイガニも、地元庄内浜で揚がります
ソースが、マヨネーズタルタルとグレープフルーツのソースの二種
どちらのソースも蟹との相性よく、美味しいです
山の幸のポタージュ この日はマッシュルームのスープでした
アワビと帆立貝のショーソン
ショーソンってのは・・・
こういう丸いパイ生地の中にいろいろ詰め物をして焼き上げた半円形のパイ ですって〜
アワビ入ってます
鮮魚のフリット エシャロットビネガーソース
この日は地元の口細鰈 食用ホオズキ
フリットはフランス語でフライ、揚げること
国産牛と栗のブレゼ カシス風味
ブレゼは、蒸し煮のこと なんだか疲れてきたぞっ!
この国産牛が 息子の分はほとんど脂しかなく、自分のと交換しました
食材をけちったのか?というカンジ
まあ、中年おやじとしては脂のほうがうまいんだよね
デザートは洋なしのロースト 塩キャラメルソース オレンジシャーベット
一口デザートで終わり ごちそうさま〜
気楽に箸で食べられる西洋懐石料理の数々 5,250円は、十分納得のお味でした!
会計のところには、お店にまつわる書籍がいろいろと展示してありました
新刊で出ていた庄内レストランガイドを、さっそく求めました
これは、なかなかいいね! 地元の店がよくまとまっているガイド本は、
これまでなかなかありませんでした
地元でもまだ行ったことない店もいくつか掲載されており、これから巡るのが楽しみになりました☆
フランス風郷土料理 ル・ポットフー
酒田市幸町1-10-20
日新開発ビル 3F
tel.0234-26-2218