今回ギターを注文することになったきっかけは、昨年の震災で
立て掛けてあったギターが倒れ、ネックを破損させてしまったことでした 記事は
こちら
三浦先生はきれいに修理してくれたのですが、中の力木の配置が異なる
SPIDER TYPEを、試してみたかったのです
ギターに使われる表面板の木材は、杉か松が多いですね
よくクラシックギターで、赤茶色のものがありますが、そちらが杉です
杉で作ると、良く鳴る感じのギターが多く、松材で作ると透明感のある音に
なると言われていると、MIURAギターのHPに載っています
私はどちらかというと松の方が好きなので、今回もスプルースでお願いしました
今回の表面板はイングルマン・スプルース(左側)
右のドイツ松のものよりもいっそう白っぽく見えます
色白の女性を、連想しますよね!?
これが、この習い事が今まで続いている最大の理由なんです(爆)
ヘッド部分 左側のものはパープルハート材という木材が使用されています
赤っぽく見えるのが分かりますか
製材直後は普通の木の色なのが、表面が空気に触れると急速に
紫色に変化してくる木材なのだそうで、非常に珍しいですね
酒飲んで酔っ払って顔赤いみたい♪
横、裏板はバイアと呼ばれるハカランダ材です
背中は、結構色黒なのね☆
こちらがネック部分、Λ型につなげられているのがわかります
この構造にすることでネックに対するヘッドの角度を小さくすることが出来、
ギターナットの溝の部分で弦の圧力を下げることが出来るそうです
パープル・ハート材のヘッド部分
糸巻きは前と同じスローン社のもの
駒のところは、ダブルホールといわれる、金属パイプともう一つ脇の穴を通して
弦を固定する方式になっています 弦が安定するまでの時間が短くなることが実感できます
下のオレンジ色のパーツはブラジリアン・チューリップ・ウッドと呼ばれる貴重な木材で、
「木材の宝石」とも呼ばれているとのこと 製材直後には仄かにバラの香りがするそうです
製作者の名前が掘ってあります
ラベル部分です シリアルナンバー469 MIURAギターでは、一つ一つに
星の名前をつけるのが恒例ですが、私はさそり座なのでAntares(アンタレス)にしました
こちらは2007年製作のSJ-1 シリアルナンバーは410
星の名前は、一番明るい恒星といわれるSirius(シリウス)です
工房でパーツを合わせているところ
三浦先生の自宅オーディオです
左からJBL、真ん中が「Wilson benesch Discovery」で
一番右側のトールボーイタイプが、DINAUDIOのスピーカー 本物の
「ブラジリアン・ローズ・ウッド」の突き板をスピーカー・ボックスに張ってもらった特注品 とのこと
まさにブラジリアン・ローズウッド・スピーカー! ですね
SPIDERを弾いてみると、これまでのものに比べ低音が強調されていることがすぐ感じられました
ラウドネススイッチが入ったかのような感じで最初違和感がありましたが、
しばらくして慣れてきました イイカンジです
中の力木の配置は、残念ながら見えません
現代ギター誌のように、光源を用意して透かしてみれば分かるかも知れませんね
あとはウデがよければなんの問題もないんですが!(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
ギター工房の場所は、明記できません