●QUARTETTO:リブラ・ギター・カルテット Libra Guitar Quartet
Tockgo Ryune, Heo Yu-lin, Kim Yun-ho, Kim In-woong
M.D.プホール……陰と陽
Maximo Diego Pujol : Grises y Soles
表彰式 優秀生、最優秀生の発表。5名の演奏から、加藤早紀さん
●QUARTETTO:エドゥアルド・フェルナンデス、福田進一、大萩康司、池田慎司
Eduardo Fernandez, Shin-ichi Fukuda, Yasuji Ohagi, Shinji Ikeda
D.ミヨー(野平一郎編)……スカラムーシュ op.165
Darius Milhaud (arr.by Ichiro Nodaira) : Scaramouche op.165
●聴きどころ
「天使の協奏曲」によせて
この曲は2006年にロサンゼルスギターカルテットのリーダーでもある、ギタリストのW.カネンガイザー氏のために作曲しました 曲名は彼の住んでいるロサンゼルス(Los Angeles)と、ギターにとって「天使 angel」とも言うべき三人の音楽家ヘのオマージュという二つの意味で「天使の協奏曲」と命名しました カタロニア出身のギタリスト・作曲家、F.ソルへ捧げた第1楽章では、古典期の例に習い、ソナタ形式をとっています バレンシア出身で「アルハンブラの思いで」の作曲者として知られるF.タレガへ捧げた第2楽章では、現代的なスタイルの中にギターオーケストラと、独奏ギターの響きのコントラストをお聞き下さい そして最終楽章はキューバの鬼才、L.ブローウェルへ捧げていますが、冒頭には5つのパートのリーダーによる独奏が、楽章全体を支配するリズムパターンを形成します
独奏ギターが常に全体をリードするロンド形式です 庄内特別ギターオーケストラと福田進一さんの「共演」をお楽 しみ下さい(藤井眞吾)
●CONCERTO ギターソロ:福田進一、藤井眞吾指揮 庄内国際ギター・アンサンブル
Shin-ichi Fukuda (solo)
Shingo Fujii conducts Shonai I.G.F guitar orchestra
藤井眞吾……天使の協奏曲
Concerto de Los Angeles
I. Fernando Sor, angel de Ctalonya
II. Francisco Tarrega, angel de Valencia
III.A Leo Brouwer
天気が悪く心配されていた客足も順調に伸び、成功裏に終わりました それにしても世界トップレベルの演奏を毎日聞くことが出来て幸せな一週間でした
ところで…コンサート終了後、実行委員の方から、こんなものをいただきました♪
これは、幻の譜面台!!今回のギターフェスに合わせて商品化の予定が、途中で中止となった試作品です 格子の枠の中に和紙が貼られていてちょっと和モダン!という雰囲気です。ありがたく頂戴いたしました♪