高山陣屋

本陣平野屋 花兆庵をチェックアウトの後は
すぐ近くの高山陣屋を見学しました

高山陣屋 跡 の説明が書かれています
岐阜県教育委員会が書いているのが面白い
全国に現存するただひとつの徳川幕府郡代役所とのこと

玄関入ってすぐの大床に描かれている青海波です
海の波を模した吉祥文様
未来永劫続く繁栄と平和への願いが込められている

御役所と御用場　お代官さまや地元の役人が執務する部屋のこと

村人はここから出入りしたのでしょうか

こんな中庭もあり風情があります

これは真向兎といってくぎの頭を隠すための装飾
兎は子供をたくさん生むため縁起がよいとされる

代官・郡代の身の回りの世話をする女中の部屋
今だったら大問題でしょう

藁で編んだ蓑がありました
バンドリというそうです

こちらは台所ですね

御居間　嵐山の間ともいわれ、郡代が日常過ごしたリビングルーム
平成27年4月22日・23日にここで羽生名人と行方八段の名人戦が行われた

使者の間　幕府から派遣された巡見使が利用した部屋

大事な年中行事で使用された大広間
なんと49畳もあります

御白洲　取り調べを行ったり、判決を言い渡したりする
裁判における法廷の役割を果たした部屋
自白を強要するための拷問道具も置いてある

陣屋のとなりに御蔵が建っています
板葺き屋根といって、釘を使わずに板を木の棒と石で
押さえる石置長榑葺きという葺き方で作られている

近隣の村々から納められた年貢米を収納する米蔵です
タイムマシンに乗って江戸時代に行き、未来はコメあまりの時代だと言ったら
彼らはビックリするでしょう

出口でひだのほうちゃんが迎えてくれました

見所の多い、なかなか優れた観光施設と感じました☆

高山陣屋
岐阜県高山市八軒町1-5
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